平成19年3月11日に社団法人日本放射線技師会事務所において、認定教育指導者を全国から集め、事業の趣旨説明と意見交換を行いました。これは全国から参加者を集めるかたちの研修では出席者が限られてしまうことが懸念されるため、全国12ブロックで研修をマネージメントする責任者を置くことで、機構の目指す統一的な教育システムを構築するためのものです。既存の研究会などの組織を利用しつつも、標準テキストに則った研修を実施していくことで、我が国の全放射線治療施設にまで対象を広げて、安全な放射線治療の実施に必要となる研修への参加の機会を与えるものです。 具体的な動きが決定次第、広報をおこなっていきます。
平成19年3月10日に社団法人日本放射線技師会事務所において、平成18年度の評議員会を開催いたしました。多数の評議員にご出席を頂き、平成18年度の事業・決算報告および平成19年度の事業計画・予算についてご審議いただきました。提案をご承認いただくとともに、機構の財務状況や今後の研修内容についての建設的なご意見を頂くことができ、役員一同評議員の皆様方に感謝申し上げる次第であります。本機構は平成19年度も国民が安心して放射線治療を受けていただくことができるよう、さらに事業をすすめていく所存であります。
平成18年8月27日に東京医科歯科大学医歯学総合研究棟の講義室を借用し、3会場に分かれて114名の診療放射線技師の方々が放射線治療専門技師認定を目指し、試験に挑みました。 試験は記述式60分、客観式120分の3時間にわたるもので、放射線治療を専門とするために必要な知識について問われました。
平成18年8月26日に東京医科歯科大学5号館を会場にして、本年度の認定教育セミナーが開催されました。この講習会は放射線治療専門技師認定試験を受ける場合に受講が義務付けられているものです。第2回開催となる今回も全国から214名の参加者を得て午前8時30分より以下のプログラムで進行し、午後5時30分に木村理事長より修了証を授与して終了しました。
平成18年8月25日午前9時より、首都大学東京荒川キャンパス高エネルギー室を会場にして、標記講習会が開催されました。 この講習会は名称にあるように、参加者が実際に放射線測定器を駆使して、計測技術の向上に必要な技能・知識を習得していただくことを目的としたもので、首都大学東京保健医療科学部の齋藤教授と教室の学生、さらに測定器関連企業のご協力を頂き開催したものです。安全な放射線治療の実施のためには、正確な計測技術による品質管理が必要になることは言うまでもありません。しかしながら、座学のみでは限界もあります。この実習型セミナーはそれを補うためのものであり、参加者は各施設に戻った後すぐに、今回学んだ成果を活用することができるでしょう。 実習を効率的に実施するため30名という参加者数に限定して実施いたしましたが、今後はさらに機会を増やす等、放射線治療専門技師または認定を目指す診療放射線技師の皆様の研修の機会として利用いただけるよう、尽力してまいります。